VINTAGE

2025.10.21
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INTERVIEW
2025/10/21
11月2日(日)・3日(月/祝)にパシフィコ横浜で開催される「VCM VINTAGE MARKET vol.7」。全国から一万人以上の古着好きが集うこの2日間。7回目を迎える今回は、どんな出会いが待っているのでしょうか。主催のVCM inc. 代表 十倍直昭さんに、今回の見どころや、ヴィンテージアイテムを選ぶヒントを聞きました。

とべ・なおあき/VCM inc.代表取締役。
2008年にセレクトヴィンテージショップ「グリモワール(Grimoire)」をオープンしたのち、2021年にはヴィンテージ総合プラットフォーム VCMを立ち上げ、日本最大級のヴィンテージの祭典「VCM VINTAGE MARKET」を主催している。
また、渋谷パルコにて、マーケット型ショップの「VCM MARKET BOOTH」やエルメスジュエリーを専門に取り扱う、予約制ショップ「VCM COLLECTION STORE」、イベントスペース「VCM GALLEY」を運営。2023年10月には初の書籍「Vintage Collectables by VCM」を刊行するなど、ヴィンテージを軸とした様々な分野で活動し、全国のヴィンテージショップとファンを繋げる場の提供や情報発信を行っている。
Instagram :@naoaki_tobe
ここ数年人気だった「オーバーサイズ」から、ファッショントレンドは少しずつ「ジャストサイズ」へと移行しつつあります。その影響もあり古着の世界でも、これまで注目されなかったアイテムに新しい価値が見出されるようになりました。古着の楽しみ方がますます多様に広がり、ショップの個性や提案力がこれまで以上に問われる時代になってきていると感じます。秋冬開催となる今回は、各ショップの表現がより際立ち多様なテイストが楽しめる充実したラインナップが揃いそうです。
古着の需要が広がるなかで、新しい提案をしてくれそうなショップやこれまで参加いただいていた実力派ショップなど今回も個性豊かなラインナップとなっています。もちろん初参加のショップもありますよ。さらに今回は、ゲストショップもいくつか参加いただきます。ロサンゼルスの人気ディーラーや、ヴィンテージコレクターでもあるブランドディレクターやファッション系Youtuberの方など、豪華な顔ぶれが揃います。僕自身、とても楽しみにしています。
各ショップが、それぞれ独自の企画を用意してくれています。ブースごとにゲストを招いたり2日目限定の入荷アイテムをご用意いただくなど、これまでで一番企画が充実しているのではないでしょうか。回を重ねるごとに、ショップの表現力もどんどんパワーアップしています。さらに、Pay IDによる企画「Road to VCM presented by Pay ID」にも注目です。選ばれた5ショップが、とっておきのヴィンテージTシャツを持ち寄るという新しい切り口で、古着ファン必見のブースになりそうですね。
まずは「定番もの」から手に取ってみるのがおすすめです。デニムや黒のパンツなど、毎日つい手が伸びるような、無理なく着られるアイテムがいいですね。派手で個性的な服もかっこいいですが、毎日着るとなると少しハードルが高いもの。最初は気軽に楽しめるものを選ぶことが大切です。最初の一着で成功体験を積んで、自分のペースでその価値を感じていってほしいと願っています。全身を古着でそろえる必要はなく、手持ちの服に合う一着をプラスするだけでOK。経年変化を楽しめるアイテムを一点加えるだけで、古着の面白さをぐっと実感できるはずです。
「そのとき自分たちが持っているアイテムの中で、一番いいものを出す」。それが「VCM VINTAGE MARKET」の基本コンセプトです。値段や希少価値だけが基準になるのではなく、各ショップが思うイチオシのアイテムを持ってきていただくのが、VCMのイベントの特徴。古着は一点物なので、イベントごとに並ぶアイテムは基本的に入れ替わり、同じものが並ぶことはほとんどありません。だからこそ、すでに多くの古着を持っている方でも、思わず欲しくなるようなアイテムが揃います。リピーターの方にも「毎回新しい発見がある場」として楽しんでもらえるはずです。古着上級者には、これまで取り入れたことのないアイテムとの新しい組み合わせを提案したいですし、自分のスタイルに取り入れてもらえたら嬉しいですね。
最近は新品でもヴィンテージらしさを追求した服が増えていて、加工技術も高く、一見では見分けがつかないほどです。でも、本物のヴィンテージには自然にできた味や深みがあります。フェードやリペアの一つひとつに、着てきた人の時間が刻まれているんです。昔はコンディションの良さが重視されていましたが、今はダメージのある服のほうがかっこいいと思う人も増えています。「ボロ」と呼ばれる古着のダメージは、捨てられずに残ってきた証拠。誰かが大切に着続けてきた歴史があります。だからこそ、今もこの時代に残っている。そんなストーリーのあるアイテムに注目しています。
運命の一着というと、直感で「これだ!」と感じる一目惚れを思い浮かべる人も多いと思います。でも、長く付き合える服って「なんだか落ち着く」「気づいたらいつも着ている」くらいの距離感のほうが多い気がします。買ったときは運命だと思っていても、飽きてしまうこともある。だからこそ、後から買ってよかったなと思える服こそが、本当の運命なのかもしれません。そして、長く着続けるためには、今の体型だけでなく未来の自分にも寄り添える、ゆとりのある服を選ぶことも大切です。
自分では絶対選ばないものを、店員さんに勧められて試着してみたら「意外といいじゃん!」となる瞬間。あれこそショッピングの醍醐味ですよね。僕も迷彩柄は自分ではあまり選ばないと思っていたんですが、オススメされて着てみたら、意外としっくりきたことがありました。だからこそ、店員さんに頼ってみるのがおすすめです。「何が似合うと思いますか?」と聞いてみる勇気が、新しい自分との出会いにつながるはずです。
ここ数年、一部のヴィンテージアイテムの価格は本当に上がっていますよね。昔では考えられなかったような値段のアイテムも多い。もちろんVCMのイベントでは、希少価値の高いスペシャルアイテムも気合いを入れてご用意いただいていますが、各店のラインナップの中には、まだまだ価格が高騰しすぎていないグッドレギュラーやコーディネートに取り入れやすいジュエリーやインテリア雑貨やキーホルダーなど様々展開されています。なので是非気軽にイベントに遊びにきて欲しいです。また、古着の楽しみは買うことだけではありません。マーケットのいいところは、気軽に見て回れること。「見るだけ」にプレッシャーがなく、自由に楽しめます。そしてSNSでは見られない本物に触れられることも、このイベントの魅力のひとつ。高額なヴィンテージを眺めるだけでも、美術館のような体験になるはずです。買う楽しみと同じくらい、見る楽しみも味わってください。

Pay IDは、11月2日(日)・3(月・祝)に開催される日本最大級のヴィンテージの祭典「VCM VINTAGE MARKET Vol.7」にグランドスポンサーとして参加します。
「VCM VINTAGE MARKET Vol.7」には、Pay IDに出店している約70ショップが参加されます。
また、Pay IDブースでは、「Pay ID VINTAGE “T” MARKET」と題し、選考会で選ばれた5ショップによるヴィンテージTシャツを500点以上販売する予定です。
▼参加する5ショップの紹介はこちら

当日は、この日のために厳選された価値ある1点物のヴィンテージが集まります。
ぜひ、ヴィンテージに触れに、会場にお越しください。