VINTAGE

2024.8.20

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  • 2024/8/20

    私が愛する、ヴィンテージ Vol.3

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    ヴィンテージとの出会いは、特別。それは偶然のようでもあり、定められた運命にも感じられます。いつどこで作られて、誰が大切にしていて、どうやって自分の手元まで辿り着いたのか。その背景に想像を巡らせるのも醍醐味。ヴィンテージを愛する方々に、自分にとっての特別なアイテムについて、その出会いや特別である理由をお聞きしました。

    プロフィール

    柳川慶太
    1991年生まれ。BASE BANKで事業責任者を担当。
    Instagram:@yanagirv 

    Q1: お気に入りのアイテムを3つ教えてください。

    ブルガリア軍ツナギパンツ

    PITTZZで見つけたこちらは、元々はツナギだったものを前の所有者がリメイクしてパンツにしたもの。このインパクトのある柄が、まさかミリタリーアイテムだとは思いませんでした。この柄が本当にカモフラージュとして機能するのかと疑問に思いましたが、ヨーロッパの日差しと森の木々の色、地面の色のなかではきちんと役割を果たすんだとお店の方に聞きました。柄の印象は強いのですが、意外とどんな服にも合わせやすいんです。シルエットが太めで風通しが良くオールシーズン着られます。

    フェードしたTシャツ

    色落ちがとても綺麗なTシャツ。東京の原宿と千駄ヶ谷の間にある古着店goffer.xにて購入しました。古着の楽しみのひとつがこの色落ちにあると思っています。意図せず、日焼けや洗濯によって出る模様は唯一無二。このTシャツは、きっと無造作に地面に置かれていて日焼けしたんだろうなと想像しています。生地自体はとても状態が良く穴や破れなどもありません。古着に合わせるのはもちろん、キレイめなブランドの服にはずしとして合わせても良い雰囲気が出ます。

    イギリス軍グリーンデニムパドルドレスジャケット

    東京の幡ヶ谷にあるPOESIESというコンセプトアパレルショップでは、ヴィンテージをリメイクしたアイテムも扱っています。こちらは、50年代のイギリス軍のジャケットをリメイク。シルエットがとても綺麗で、特にこの短めの丈が特徴。ミリタリージャケットは丈が長めのものが多いのですが、この丈だったらGジャンのように気回せると思い買いました。背面のデザインに特徴があって、後ろ姿もキマります。

    Q2: 古着が好きになったきっかけは?

    僕が古着を積極的に着るようになったのは、ここ3年ほど。それまでは〈N-HOOLYWOOD〉、〈MARKAWARE〉、〈YORK〉など国内のデザイナーズブランドの服を好んで着ていました。それらの服はヴィンテージをモチーフにしたものが多かったんです。それならば、好きな服のソースとなっている服を買ってみてもいいのではと思ったことがきっかけ。最近ではYouTubeなどで昔のミュージックビデオなど、古い映像のアーカイブに気軽に触れられるようになり、昔のファッションを観る機会が増えたことで影響を受けている側面もあると思います。

    Q3: 買い物をする際に意識する点はどんなところですか?

    まずは、単純に服としてかっこいいかどうか。シンプルに着てみて、そしてコーディネートをしてみて様になるかを注視しています。デザインが気に入った上で、その服が持っているストーリーや背景はその後で知りたいんです。そういう視点で選んでいると、いわゆるレギュラーと呼ばれる80年代、90年代から00年代ぐらいの服を好んで着ていることが多いです。

    Q4: よく買い物をするショップはどこですか?

    先ほども名前をあげた、PITTZZやPOESIESは好きなお店です。

    PITTZZ

    PITTZZは東京の原宿に店舗を構え、オンラインでも販売をしています。オーナーの嗜好がお店の雰囲気に反映されていて、セレクトのセンスが抜群。僕としては、ちょっと競っているようなライバル意識も持っていて、お店の方の着こなしを見て『そんな着方もあったのか、悔しいけどかっこいい』と思うこともしばしば。

    POESIES

    POESIESは古着店ではなく新品の服が中心ですが、古着との相性が多いアイテムが多いんです。センスの良いヴィンテージのリメイクなども扱っています。

    sinot.clothing

    代々木八幡にあるsinot.clothingは、ユーロヴィンテージを中心に取り扱うお店。オーナーの知識が豊富で、お話を聞くだけで勉強になります。
    同じ「緑」でも、アメリカの緑とイタリアの緑では実は色が違うと教えてくれました。最初はわからなかったんですが、説明してもらううちに徐々に見分けられるようになってきました。

    Q5: 良い古着を見つけられるコツを教えてください。

    オーナーとの相性が大事だと思います。例えば、同じ服を扱っていたとしてもお店によって見え方が違う。ショップによっては「こういう着こなしもあるんだ」と発想が促されることがあり、そういう場所でお気に入りが見つかる確率が高いと思います。そして、どこか好きな古着店を見つけたら、スタッフの方に「好きな古着店はどこですか?」聞くのもおすすめ。そうやってセンスの合うショップの数珠繋ぎをしていきます。積極的に話かけて、いろいろ質問してみるのが近道なのではないでしょうか。あとはとにかく買ってみること。買わないと、自分に似合うものや好きなものはなかなかわからないと思います。

    Q6: コーディネートで意識していることは?

    年代で縛ってコーディネートをするなど、制約を設けることはしたくないです。やはり大事なのは、コーディネートとしてかっこいいかどうか。古着でも新品でも、年代が違っても、ユーロとアメリカの服が混ざっていたとしても、結果的にそれがオシャレになることもあると思っています。その際、トレンドはもちろん意識しますが、トレンドのど真ん中というよりはちょっと外したところを狙いたいと思っています。「トレンドのコーディネートをしているけど、ちょっと違うよね」という違和感が「この人オシャレだね」という差をつくるんだと思います。古着だとその違和感がつくりやすい。だから古着とドメスティックブランド、ユニクロなどを合わせて自由にコーディネートしています。他にも「おしゃれは我慢」と言われますが、僕は我慢する必要はないと考えていて快適であることも重要視しています。その日の天候や気温、何をするのかを考えて、服を選ぶ。暑い日は涼しい服、動く日は動きやすい服など目的を考えています。

    Q7: 古着の魅力とは?

    ファッションにはトレンドがあって、なにかが流行り始めるとそれに右に倣えで似たような服が市場に溢れるという傾向があります。今だったらオーバーサイズの服が巷に多いですよね。だからトレンドと違うものが探せるということは、古着の大きな魅力。昔の服なのに、今こういう服が新鮮だなと思えることがおもしろいです。

    Q8: いつか手に入れたいと思っているアイテムはありますか?

    古着に関しては、手に入れたいと思ったらその瞬間に買うことを意識しているので「いつか」と思うことはあまりないのですが、今欲しいものをあげます。 

    80~90’s old stussy Design Tee “黒タグ” 【高円寺本店】
    curb

    オールドステューシーが好きで、特にちょっと古めのTシャツがアツい。この黒タグと言われるものは80年代のもので、かなり人気があり今では数が減ってきているので早めにチェックしておきたいです。

    1960’s NN XI EAST Ombre Rayon Open Collar Shirt
    HIMSELF

    60年代のシャツです。シャツはタグやメーカーで年代を判別するのですが、襟の形も年代によって変わるんです。60年代はこういった開襟のシャツが多め。昔のシャツは使っている生地が良いことや、経年変化で風合いが良くなっていることもあり何枚持っていてもいいアイテムです。

    〜70s ヴィンテージ チェコスロバキア人民軍 ドゥバキーカモ フィールドジャケット ビンテージ
    VINTAGE&USED OWEYOU

    ドゥバキーカモという独特な迷彩柄が気になっています。一見ミリタリーアイテムには見えないポップな印象。希少なので見つけたら購入したいです。

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